連載「不登校と学びの設計図」第13回
11月に入ると、中3の親さんの焦りが一段強くなります。「通信制高校は、いつまでに決めればいいのか」。今回は、その問いに答えます。
結論です。通信制高校の出願は冬から春にかけての学校が多く、今からでも間に合います。ただし、見学は11月のうちに済ませてください。見学をしていないと受けられない学校があるからです。
書いた人:山本 卓司(岐阜開成学院.代表/通信制高校の教員歴27年)
通信制高校は、いつまでに決めればいいですか?
通信制高校は、1月から3月にかけて何回かに分けて入試をする学校がよくあります。一度で決めなくてもいい分、「まだ大丈夫」と先延ばしにしやすいのも事実です。
たとえば岐阜開成学院(つくば開成高等学校 岐阜学習センター)の2027年度の新入学試験は、1月17日、2月21日、3月7日の3回です。いちばん早い回の出願締切は1月9日です。
なぜ、見学は11月のうちなのですか?
岐阜開成学院の入試も、学校見学・体験授業・個別相談のいずれかに参加したことのある方が対象です。12月から年明けは、学校の行事や冬休みで予定が詰まります。動ける11月のうちに足を運んでおくと、そのあとの選択肢が広がります。
入試の雰囲気を先に知っておきたい人のために、岐阜開成学院では12月20日にプレ入試(入学試験対策講座)を行います。願書も調査書も要りません。エントリーの締切は12月11日です。
見学では、何を確かめればいいですか?
- ふだんの日に、生徒がどこで、どう過ごしているか
- レポートやテストを、誰がどう支えているか
- 卒業までの道筋と、そのあとの進路
- 本人が「ここなら通えそう」と思えたかどうか
通信制高校とサポート校は、名前だけでは中身が分かりません。そして、その場で決断を急がせる案内には、一度立ち止まってください。親子で持ち帰って話し合う時間は、どの学校でも取れるはずです。
中3の秋から始めても、間に合いますか?
ビバ☆マナは2025年9月に始まった教室なので、最初に来てくれた子たちは中3の秋からのスタートでした。それでも4名が高校に進み、そのうち3名は進学したあとも学びを続けています(2026年9月時点)。
秋からでも遅くはありません。ただ、進路を決めるための見学と、学ぶリズムを取り戻すことを、同時に進める必要があります。だからこそ、今の時期に動き出す意味があります。
この時期、勉強はどうすればいいですか?
通信制高校に入ってから最後に支えになるのは、自分で学べるという感覚です。中学の内容を全部取り戻す必要はありません。必要なら小学校の内容までさかのぼって、つまずいたところから積み直せば十分です。
欠席日数のことが気になる方もいると思います。通信制高校への進学では、中学校の欠席日数はほとんど問われません。くわしくは「不登校でも高校に行ける?」に書いています。
よくあるご質問
通信制高校はいつまでに決めればいいですか?
見学はいつ行けばいいですか?
岐阜開成学院の2027年度の入試日程は?
中3の秋から始めても間に合いますか?
不登校支援特化型 学研教室|岐阜開成学院 中学生コース
ビバ☆マナ
進路の見学と、学ぶリズムの立て直し。中学と高校の両方を知る教室で、同時に進められます。
月曜・木曜 15:00〜19:00(祝日休み)/ビバコース 月25,000円・マナコース 月19,000円(税込)/岐阜市金宝町(岐阜市文化センターの南正面)

