連載「不登校と学びの設計図」第6回
学校を休む日が続くと、多くの子の生活は夜型にずれていきます。昼夜逆転を戻そうとするとき、まず起きる時間を決めたくなります。でも、ビバ☆マナでは順番を逆にします。
先に決めるのは、起きる時間ではなく「午後に外へ出る予定」です。
書いた人:山本 卓司(岐阜開成学院.代表/通信制高校の教員歴27年)
なぜ、起きる時間から整えないのですか?
学校に行かない日に「7時に起きなさい」と言われても、起きたあとにすることがありません。起きる理由のない早起きは、親子のけんかの種になりやすい。結果として、朝がもっとつらくなります。
「午後に外へ出る予定」とは、どういうことですか?
たとえば、月曜と木曜の15時に教室へ行く。それだけで、その日は昼過ぎには起きて、身支度をする理由が生まれます。
予定が先にあると、起きる時間はあとからついてきます。15時に出るなら、13時には起きていたい。それがだんだん12時、11時と前にずれていく。無理に早起きさせるより、ずっと自然な戻り方です。
ビバ☆マナの開講時間は、そのために設計しているのですか?
朝が苦手な子でも、15時なら間に合う日が増えていきます。来る時間は15時から19時のあいだで選べるので、その日の調子に合わせられます。
教室でのくわしい過ごし方は1日の過ごし方にまとめています。
家では、何をすればいいですか?
- 外へ出る予定の日は、出かける前にカーテンを開けて部屋を明るくする
- 帰ってきたら、教室の話を少し聞く
- 夜ふかしを叱るより、昼に動けた日をほめる
生活リズムは、言葉で直すものではなく、予定で直すものだと私は考えています。親さんの役目は、その予定をそっと支えることです。
すぐに戻らなくても、大丈夫ですか?
週2回の予定が守れるようになるまでには、時間がかかることもあります。来られた日を数えながら、焦らずに続けていきましょう。連載第3回で書いた「最初の4週間」の考え方も、ここにつながっています。
連載「不登校と学びの設計図」
よくあるご質問
昼夜逆転は、起きる時間から直すべきですか?
教室は何時に開いていますか?
家では何をすればいいですか?
なかなか戻らない場合は?
不登校支援特化型 学研教室|岐阜開成学院 中学生コース
ビバ☆マナ
週に2回、午後に出かける場所として。まずは見学で、教室の空気を確かめてください。
月曜・木曜 15:00〜19:00(祝日休み)/ビバコース 月25,000円・マナコース 月19,000円(税込)/岐阜市金宝町(岐阜市文化センターの南正面)


